混沌J2の今後を展望するLIVE(J論)【4/10(木)21時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

今季の反省を踏まえ、来季を見据える丹野研太 「僕らも若手にやるべき基準を求め、競争を促したい。とにかくプレシーズンの過ごし方がすごく大事」【2024シーズン振り返り】(24.12.6)

▼Z世代なんて関係ない

今季は、8節千葉戦の08に象徴されるように序盤戦は失点が多かった。16節から小林伸二監督が就任すると次第に得点は増えたが同時に失点が増え、シーズン終盤は徐々に失点が減ったが同時に得点も減ったという流れだった。

守備について、ゴールキーパーの丹野研太の感覚はこうだ。

「(小林)伸二さんが来てからゾーンの守備でスライドしながらボールにアタックすること、クロス対応のときは個人個人がしっかりとゾーンのところに帰ることが徹底されていったと思います。加えて、やはりシーズン終盤に(佐藤)祥がピッチに帰ってきてから全体の強度の目安が提示されたと思います。なかなか外からでは伝わりにくかったし、俺らが『行けよ!』と言っても行けていなかったのですが、祥のプレーを見たときに基準が分かったという現象はあったと思います。(青島)太一や(神戸)康輔、(玄)理吾、そして後ろの選手たちも含めて、ボールに行けるようになったのは大きかったと思います」

佐藤祥、そして、その後復帰した福森健太ら、チームの核となる選手たちがプレーで基準を示すことの大事さを改めて痛感した。

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