【サッカー人気2位】鹿島戦というのは多くの試合の中の一つではなく特別な試合 チ…

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

川田修平が”あの2019年の堅守”を振り返る。「勝負の際に対して全員の気持ちの強さを感じていた」【残留の素】(24.7.23)

降格圏に沈んだままの状態というのは、近年でいえば2019年が記憶に新しい。あのときの最後の数試合は相当な堅守だった。現状のチームは失点を防ぎ切れていない一面を見せているが、当時の状況を振り返るなかでヒントはないだろうかと思った。2019年シーズンの当事者であるGK川田修平に改めて話を聞いた。

 

▼毎回シュートストップを絶対に出す

――中島佳太郎選手が磐田に戻ったことでGKグループは3人になりましたが、違いますか?

「シンプルに練習の回転が早くなって、ゲーム形式も3人で回すことになるので運動量が上がっています。夏の暑さもあって大変ですけど、(中島)佳太郎は声を出して盛り上げてくれる存在だったので、そういう選手がいなくなってしまった分、今は3人で盛り上げてやっています」

――前節岡山戦(△1-1)を見ていたら、ラストのロングスローのシーンで川名連介選手がボールを拭くタオルを探そうとしていたとき、すかさず川田選手がピッチサイドからサポートしようとするシーンが映っていました。今できることをやろうとしているのかなと感じたのですが。

「そうですね。自分は試合に出られていない立場ですが、それでも貢献できる部分はあると思っているし、細かい部分ですけど、ちょっとしたところでチームの力になれればいいと思っています。できればピッチ上で力になりたいところですが、それが叶っていない分、何かしらでチームの力にはなりたいし、ピッチの内外や練習で貢献したいなと」

――ほかに細かいところを意識している部分はありますか?

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