相手に脅威を与える積極性も選手同士の繋がりもまだまだ希薄。【J3第2節SC相模原戦 レビュー】(25.2.23)
2025明治安田生命J3リーグ第2節
2025年2月22日14時キックオフ 相模原ギオンスタジアム
入場者数 4,993人
SC相模原 1-0 栃木SC
(前半1-0、後半0-0)
得点者:3分 高木彰人(相模原)
気温 5.5℃
湿度 32%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 22 高橋 秀典
DF 3 大森 博
DF 25 岩﨑 博
MF 5 森 璃太
MF 44 揚石 琉生
MF 4 佐藤 祥
MF 8 福森 健太
FW 38 小堀 空
FW 9 菅原 龍之助
FW 10 五十嵐 太陽
控えメンバー
GK 27 丹野 研太
DF 2 平松 航
DF 33 ラファエル
MF 20 井出 真太郎
MF 47 吉野 陽翔
MF 78 堀内 陽太
FW 18 川名 連介
FW 29 矢野 貴章
FW 7 棚橋 尭士

31分 佐藤→吉野
46分 高橋→ラファエル
58分 小堀→棚橋
71分 森→川名
71分 五十嵐→井出
▼3分の失点に泣く
こういうゲームを追いついて勝点1を拾うとか、逆転する可能性を作るとか、それが昇格を目指す今季のチームには必要だが、表現できなかった。
その可能性を高めるには、もっと強引に仕掛けて、相手ゴールへ向かう積極性を持って、各々が繋がってプレーしていかないと難しい。開幕節に続いてその辺りが薄かったのは残念だ。
3分に失点。立ち上がりの時間帯にプレス連動が後手に回り、あっさりやられた。
その後、相模原はミドルゾーン以下にブロックを敷く構えに。
先に触れておきたいが、90分を通じて栃木SCの守備面はまずまずだった。前へ襲い掛かる意識は高く、身体も動いており、相模原のビルドアップを何度も高い位置で食い止めた。
時折、例えば、21分に中央への縦パスから中央突破を許すシーンがある。縦パスにレイオフを使われて3人目に抜け出されたが、抜け出されてなお素早いプレスバックで1人、2人とボールに襲いかかることで結局のところフィニッシュまで打たせていない。
これは90分間を通じて徹底されていた。
「相手のビルドアップに対してもかなりはっきりとしたマークでプレスを掛けられていたし、相手に押し込まれて守備が崩されることもなかった。マークの受け渡しなどは開幕戦よりも改善されていると思います」(岩﨑博)
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