J1番記者座談会LIVE(広島x東京V)【4/24(木)22時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

年末のご挨拶【お知らせ】(23.12.31)

いつだってアカデミーは未来へと通ずる俺たちの希望だ

 

こんばんは、鈴木です。

今年も大晦日を迎えました。いきなりですが、今年のコメント大賞を発表いたします。

 

「いい選手がいっぱいいないと何も達成できない、なんて僕は考えません。栃木の田舎育ちだからできないではなく、鍛えて、逞しくなって、力を発揮できるから勝ち取れるんだ、とやってきました。『それが俺たちの強みだよね?』という考え方です。栃木で育って、栃木を愛している、その力で勝負できる。そういう考え方があってもいいじゃないですか」

 

皆さんおわかりでしょう。栃木SC U-18を率いた只木章広監督のコメントです。プリンスリーグ関東2部最終節で優勝と1部昇格を決めた直後のコメントでした。

トップチームも基本はこれだと思います。昨今、J2は本気で昇格を狙えるチームと、そうではないチームと、はっきりと分かれてきている流れがあります。

それがオフシーズンの補強動向にもろに出ている。栃木SCはもはやマネーゲームに飛び込んで参戦している場合ではありません。そんなことに気張っていたらお金がいくらあっても足りません。

有限のお金をうまく使って、良い素材を集めて、しっかり育てて、勝つ。

栃木SCは、もはや、その戦略を取らざるを得ない状況なのかもしれません。良い素材を集めるためには、良い環境がなければいけません。これも近々の課題でしょう。

 

栃木フットボールマガジンは今月で丸8年の運営を終え、来月から9年目に突入します。読者の皆さんにはいつもご愛読いただきまして、心から感謝しております。引き続き、ご愛読いただき、取材活動の後押しをしていただけますと幸いです。

なお、スズヤスは来季で栃木SCの取材を初めてから20シーズン目となるメモリアルイヤーに突入します。車でいえば旧車の入り口くらいの年数ですね。しかしながら、幸いにもまだ”ヤレ”は感じておりません。各所にメンテナンスをしっかり施し、真っすぐ走っていきたいと思っています。

 

今年チャレンジしたことの最大のトピックといえば、『ナカミのミカタ』でした。チームの戦績が低迷するなかで配信を継続するのはなかなかのハードワークでしたが、中美さんと一緒ににどうにかこうにか1年間をやり切りました。

元プロ目線の一つの軸が加わることは、僕にとっても幸せなことでした。栃木SCの見方をよりいっそう深めてもらえたと自負しています。

その『ナカミのミカタ』ですが、中美慶哉さんの他仕事など諸々の都合もあり、来季の配信は現在未定になっています。なので、タイトルを『トチエスのミカタ』などに変えて、中美さんも含めた色々なゲストにご登場いただいて不定期で配信していけるかな、難しいかな? などと只今思案しております。

 

3年以上におよぶ活動となったJ2バスターズは一区切りがつきました。

資金を大量注入した町田はともかく、最後にヴェルディまでJ1に滑り込みで昇格してしまうなんて、J2バスターズメンバーとしては予定していませんでした。想像もしていなかったので、J1昇格プレーオフ決勝のラストで、ヴェルディが土壇場でエスパルスに追いついたときには、正直、動揺していました(笑)。

ただ、結果として2人の番記者をJ1へ送り込めたことは、今となれば、ハッピーエンドだったと思っています。飽きられる前に終わるのも一つの終わり方でしょう(笑)。

もしかしたらスズヤス発動でJ2系のLIVEをやるかもしれないような話が挙がっていますが、まあまあ荷が重いです。

ただ、LIVE配信はやってみると視聴してくださる皆さんのご協力や応援があるので何とか乗り切ることができます。それは実際にやってみて感じられた喜びというか、LIVEを一緒に作り上げるというか、面白いですね。新しい発見です。LIVE配信は今後も何かしらで続けていきたいと思っています。

 

11月・12月にお届けしたいコンテンツとして、時崎悠前監督のインタビューがラインナップしていましたが、「去る者語らずでお願いしたいです」と、丁重なお断りのお返事をいただきました。時崎前監督の未来に幸あれ。

また、年内中にシーズンレビューを数本書く予定でしたが、年末に怒涛のリリース関連の記事に追われ、なかなか筆が進みませんでした。シーズンレビューは年をまたいで1月上旬に掲載を進めたいと思っています。

 

皆さん、今年も大変お世話になりました。

本日をもって仕事納めとし、栃木フットボールマガジンの更新も元日から1月5日までお休みとさせていただきます。

次回の更新は1月6日(土)になります。

また来年もよろしくお願いいたします。

それでは、皆さん、良いお年を。

 

鈴木康浩 拝

 

昨年の暮れは阿佐ヶ谷ロフトで一緒に馬鹿やっていたのに、その面影なし。いい笑顔でJ1へいってらっしゃい。

2023年に世に送り出した書籍たち(編集担当)。正月休みにぜひ!

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