【無料掲載】『ツナガルプロジェクト』組み立て式サッカーボール制作体験にトップチームから黒﨑隼人、青嶋佑弥らが参加。【ニュース】(23.12.31)
(取材・撮影 稲葉美和)
黒﨑隼人、青嶋佑弥両選手が12月24日、カンセキスタジアムとちぎで組み立て式サッカーボールの制作を体験した。
クラブが取り組む「ツナガルプロジェクト」の一環で、「サッカーを通して出来るSDGs」としてボールの組み立てやアクティビティを通じて親子や友人とのコミュニケーションを深める時間を創出することなどを目的に開催。
スポーツ用品などを開発、販売する「モルテン」の製品「MY FOOTBALL KIT」を使用し、宇都宮市内の子どもの居場所を利用している小学生以下の子どもたちとその保護者30組とともに、自分だけの〝オリジナルボール〟を作成した。
完成後には実際にピッチに立って参加者と一緒にプレー。両選手はプロのテクニックを披露し、場を盛り上げながらなごやかな時間を過ごした。
黒﨑選手コメント「最初に(キットを)見たときは『これで大丈夫なのかな』と思ったが、つくってみて形になると本当にボールを蹴っているようで新しい感覚だった。素材も再利用されているので、環境面でもいいアイディアだなと。(ものをつくる作業は)得意ではないので初めは難しかったが、できあがっていくにつれて簡単に組み立てられるようになり、やっていて楽しかった」
青嶋選手コメント「自分が小さいときにやっていたレゴブロックやパズルに近いかなと。知育玩具に似た要素があるので、小さい子にとってもすごくいい機会だと思った。蹴った感触はサッカーボールとは違うけど、重さは結構似ていた。グラウンドに出ても自分がつくったボールを大事にしたい気持ちでずっとしまっている子がいたり、ボール自体にも一人ひとりの個性や特徴が表れているなと思った」
今回使用した「MY FOOTBALL KIT」。構成パーツは再生ポリプロピレンとオレフィン系エラストマーの合成樹脂でできている。持ち運び用のボールバッグとしても使える梱包時の袋の素材には焼却時に有害物質を発生しない不織布を採用するなど、環境も配慮されている