「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

若手最終ラインを牽引するCB平松航のルーキーイヤー「自分も(高嶋)修也みたいなハングリー精神を出していかないと」【いざ古巣磐田戦へ】(23.11.9)

ルーキーイヤーとなる今季の個人的な目標は「30試合以上に出場すること」だったが、最終節磐田戦に出場すれば29試合目となる。後ろにケガ人が出たこともあり、押し出されるように出場するようになったが、今や主軸である。もちろん、まだまだ成長する必要があることは本人もわかっている。ルーキーイヤーが終わる現在地の感触、また、同期の高嶋修也との”二人三脚”についても聞いてみた。

 

▼夏の終わりにちょっと苦戦

――ヴェルディ戦は悔しい負けだったと思いますが、前半はソリッドな守備網を築いてファウルから退場を誘いました。最近の試合では守備面は良かったほうでは。

「そうですね。2試合前の岡山戦(△1-1)の前半で自分たちの流れを取り戻せたと感じたし、前からガンガン行くことができた試合でした。前節は東京ヴェルディが相手だったので、相手に引かされることも理解しながら臨めたし、そこで相手を押し返して、ラインを高くできればより良かったと思いますが、それでもしっかりとブロックを作って、全員がスライドの距離感を意識しながら、入ってきたボールを潰すことができていたので、それが前半の終盤に相手のミスから退場を誘うところに繋がったのかなと思います」

――それを前節、より繋げる東京ヴェルディ戦(●0-1)でも実行できた理由は。

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