「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

小堀空は自身の得点で未来を変えるか? 残り2試合は「本当に大事」【決めるか or 決めないか】(23.11.3)

プロ3年目を戦う小堀空の今季は、序盤は出たり出なかったり、その後18節岡山戦(〇2-1)を境にスタメン出場が増えていき、明らかに状態を上げていた。だが、その時期に個人として結果を掴めず、夏場にイスマイラとレアンドロ・ペレイラが加入するとベンチ外に追いやられた。だが、ここに来てまた出場チャンスが到来している。直近4試合で3試合にベンチ入りし、うち2試合に途中出場。現状の感覚を聞いた。

 

▼康樹君は途中から上げてきて得点を奪った

――現状の感触を伺いたいです。前節岡山戦(△1-1)は74分から出場しましたが、カウンターシーンでもう少し行きたかったのでは。

「自分としては得点を奪いたくて、でもチームの状況だったり試合状況だったりもあるので、チームとしての守備を押さえ、攻めるにしても状況に応じて時間を使うことも求められながらピッチに入りました。(宮崎)鴻君とも話しましたが、攻撃シーンで最後のパワーを出せず、キープし切れずに攻撃が終わってしまい、逆にカウンターを食らうシーンが多くなってしまい、良くなかったのかなと思います」

――夏場にイスマイラ選手、ペレイラ選手が来る前までは試合に絡んでいて、それこそ一回目のホーム岡山戦(〇2-1)などはひたすら足を止めずにやれていたと思うんですが、その後に外国人勢が入ってきて出場機会を失ったわけですが、振り返ったときに思うことはありますか?

(残り 2563文字/全文: 3156文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ