「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

福森健太が語る前節群馬戦のピッチ。イスマイラとレアンドロ・ペレイラには「パワーや雰囲気をすごく感じる」。【現在地を探れ】(23.8.11)

痛恨の敗戦を喫した前節群馬戦(●0-1)。ピッチ上の感じた方はどうだったのか。改めて福森健太に話を聞いた。

 

▼群馬戦の後半に起きたこと

――前節群馬戦(●0-1)を振り返るときにいくつかポイントがあると思いますが、率直に感じたことはどの辺りでしょう?

「結構、群馬が重心を低く戦っていたので、攻め込んだときにどう崩すとか、得点をするのが難しかったなというのが印象です」

――前半から群馬は引いていました。

「もう少し強引さ、イレギュラーを自分たちで起こしていくことができれば良かったのかなと思います」

――福森選手の左サイドも相手サイドハーフとサイドバックで対応するような数的優位を作られ、なかなか難しかったと思います。栃木のストロングのサイド攻撃をケアしてきたときはどうしたら?

「僕としては、僕がイレギュラーにゴール前に入っていくとか、本来いるべき選手とは違う選手が入っていくというのは、相手のDFからすると対応が難しいんです。ちょっと前の山口戦(8節、△1-1)で僕がアシストしたシーンなんかも、最初は僕がクロスに対してゴール前に入っていって、FWくらいの位置に残っていたんです。その流れからのアシストだったのですが、だからゴール前の立ち位置になっていて、そういうシーンを作っても面白かったかなと思います」

――相手を押し込めている状況だからこそ、イレギュラーを作り出したりすると。あの山口戦のゴールは髙萩選手の縦方向のパスから福森選手、そして福島選手へという流れでしたが、ああいう臨機応変なポジションチェンジが群馬戦でもあってもよかったと。

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