「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

カウンターに要注意。今節こそ勝ち切れるか。【J2第28節 ヴァンフォーレ甲府戦 プレビュー&コラム】(23.7.28)

前節はホームで清水と対峙して1対1。先制を許しながら粘り強く追いついた。現在3試合連続ドロー。27節終了時点で6勝10分11敗、勝点28、順位は19位だが、降格圏21位金沢との勝点差はなし。正念場は続く。今節は4位のヴァンフォーレ甲府を再びホームに迎える。ロ―スコアゲーム必至。勝ち切れるか。キックオフはカンセキスタジアムとちぎにて29日(土)18時を予定する。 

 

PICK UP 残りは15試合。下位グループも大混戦。

 

▼現在3連続ドロー。今節こそ勝ち切れるか

今節は甲府戦。ホーム連戦となる。

前節ホームに迎えた清水戦(△1-1)は前半に先制を許しながら後半の67分に黒﨑の高速クロスに山田が合わせて追いつき、粘り強く勝点を掴んだ。

だが、引き分けでは足りない状況だ。27試合を終えて勝点2819位に付けるが降格圏の21位金沢との勝点差はなし。際どい状況は変わっておらず、栃木は勝たないといけない。

「勝ちに繋がるゴールを奪わないと浮上できない」

前節、今季2ゴール目を奪った山田の状態は確実に上がっているが、同時に危機感も伝わってきた。

現在3試合連続ドロー。勝ち切れない試合を続けていれば、厳しい現実を突きつけられる。新加入組のイスマイラ、石田らが出場時間を確保するなか、山田や黒﨑、根本らが気を吐き、パフォーマンスを向上させている点はプラス材料だ。

ただ、今節は累積警告によって根本が出場停止となる。代わりにトップ起用されるのはイスマイラか、天皇杯広島戦(〇2-0)で及第点以上のプレーを見せた大島か、あるいは――。

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