「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

3連戦最終戦。栃木らしく粘り強く、渾身の総力で初の連勝を。【J2第10節 ヴァンフォーレ甲府戦 プレビュー&コラム】(23.4.15)

前節はホームでモンテディオ山形に2対1で勝ち切り、4試合ぶりとなる今季2勝目を挙げた。栃木は9節終了時点で2勝3分4敗で勝点9、18位につける。今節はアウェイ甲府に乗り込む一戦。流れを継続し、初の連勝を掴み取れるか。JITリサイクルインクスタジアムで13時にキックオフを迎える。

 

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栃木は前節山形戦(○2-1)で4試合ぶりに一つ勝てたが、到底気が抜ける状態にはない。

前節の試合中に岡﨑と森が負傷交代しており、今節の出場可否は不明だ。前線で躍動感を生み出した山田や安田らも長期のケガから戻ってきたばかりであり、3連戦で負荷をかけ過ぎれば再び故障するリスクはつきとまとう。指揮官にとっては悩ましい状況だ。

3日で迎える3連戦の3戦目。文字通り、総力戦、全員戦力の真価が問われる局面だ。

 

今節はアウェイに乗り込んで甲府と戦う。

甲府は4連勝したとあとに2連敗という状況。423敗、勝点147位につける。前節はアウェイで長崎と対峙し、三平のゴールで先制したが後半に逆転を許した。

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