「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

厳しい台所事情ながら五分五分を展開した逞しさと、髙萩洋次郎の上々のデビューゲーム。【J2第27節 ファジアーノ岡山戦 レビュー】(22.7.18)

2022明治安田生命J2リーグ第27節

2022年7月17日18時キックオフ シティライトスタジアム

入場者数 7,021人

ファジアーノ岡山 0-0 栃木SC

(前半0-0、後半0-0)

得点者:

天候 晴
気温 29.2℃
湿度 58
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 3 黒﨑 隼人
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 15 大谷 尚輝
MF 17 山本 廉
MF 14 谷内田 哲平
MF 24 神戸 康輔
MF 18 大森 渚生
FW 37 根本 凌
FW 9 瀬沼 優司
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 22 小野寺 健也
MF 33 磯村 亮太
MF 4 佐藤 祥
MF 8 髙萩 洋次郎
FW 21 トカチ
FW 32 宮崎 鴻

62分 山本→髙萩
62分 瀬沼→トカチ
85分 谷内田→磯村
85分 根本→宮崎
90分 神戸→佐藤

 

 

▼岡山のパワーに対抗し、零封締め

互いに失点数の少なさはリーグ3位タイ。堅守同士の一戦は、互いに最後のゴール前はやらせず、スコアレスドローに終わった。

栃木は岡山のパワーに押し込まれる時間も少なくなかったが、奪ったボールを前進させてシュートチャンスまで運ぶシーンを何度も作れていた。決められそうなチャンスはあったが、試合終盤に迎えたトカチのフィニッシュシーンには、三度、柳が立ちはだかった。柳にも意地がある。

グティエレスが「全体的に競争力の高い試合になったと思うし、五分五分の戦いができた」と振り返っているが、同意したい。勝てればよかったが、堅い守備力を持つ同士が攻め合った、全体にいいゲームだった。

 

岡山があれだけ持てるパワーを全面に押し出してくるとは思わなかった。

岡山の攻め筋は、前線のデュークに当てたセカンドボール奪取からか、トップ下の佐野がサイドの背後にランニングをかけて長いボールを収めるというもの。結構ラフなボールも多く、栃木が少しでもボールの処理をもたつくとプレスを掛けられ、タッチラインに逃げると相手のロングスロー攻勢に晒される、という展開だった。

岡山からすればそれで1点でも獲れれば勝ちだ、という考えだったのだろう。

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