「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木らしさがまるで見えなかったと理由と、わずかな収穫。【J2第3節 ファジアーノ岡山戦 レビュー】(22.3.6)  

2022明治安田生命J2リーグ第3節

2022年3月5日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ

入場者数 2,922人

栃木SC 0-1 ファジアーノ岡山

(前半0-0、後半0-1)

得点者:48分 ヨルディ・バイス(岡山)

天候 晴
気温 14.4℃
湿度 35
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 19 大島 康樹
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 18 大森 渚生
MF 10 森 俊貴
MF 4 佐藤 祥
MF 7 西谷 優希
MF 14 谷内田 哲平
FW 38 小堀 空
FW 21 トカチ
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 22 小野寺 健也
DF 3 黒﨑 隼人
DF 30 福森 健太
MF 17 山本 廉
FW 29 矢野 貴章
FW 9 瀬沼 優司

58分 大島→黒﨑
58分 西谷→山本
72分 谷内田→瀬沼
72分 小堀→矢野
82分 大森→福森

 

▼バイスから出てくるフィードの処理が…

まったりとした、メリハリのないゲームだった。

これが今季のワーストゲームで、これ以上悪いゲームがないのならば、それはそれでいいのだが。

 

現地で見たときはウイングバックの立ち位置が後ろに重く、前への勢いが出ないなあという印象が強かった。岡山の強力な前線、チアゴ・アウベスやミッチェル・デュークらをケアする意識が強く、後ろ髪を引かれているのだろう、と。

ただ、映像を見直したときに感じたのは、それもあるのだが、ヨルディ・バイスが入れてくるラフなフィードのセカンドボールを拾えていないことと、拾えてもミスをしてしまい攻撃回に繋がっていないことだった。

 

前節東京ヴェルディ戦で栃木があれだけハイプレッシャーで戦っている姿があれば、岡山が意図的に背後に裏返してくることは容易に想像できたし、チームもそのための準備をしていた。

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