「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

アグレッシブで獰猛な姿勢を突き刺し、開幕2連勝を掴み取れ。【J2第2節 東京ヴェルディ戦 プレビュー&コラム】(22.2.26)  

開幕節は秋田に1対0で勝利し、8年ぶりに開幕白星スタートを飾った。次節はアウェイで東京ヴェルディと対峙する。勝てば11年ぶりとなる開幕2連勝が成就する。今節のテーマは保持型の東京Vに対し、いかにハイプレッシャーを突き刺せるかだ。第2節は味の素スタジアムにて14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP し烈なレギュラー争いを抜け出すのは誰か

 

▼ハイプレッシャーはどれだけ通用するか

栃木が2009年にJ2に参入して以降、開幕戦に勝利したシーズンの第2節の敗戦率は0%だ。

といっても、開幕戦に勝利したのは2011年と2014年の2回だけで、2011年は開幕3連勝(〇〇〇〇)、2014年は開幕4戦負けなし(〇△△)だった。

「秋田戦に勝てたことは大きいですが、まだまだ。細部を詰めていければと思うし、秋田戦のことは秋田戦で終わりという感じです」(佐藤)

開幕戦に勝ち切り、晴れ晴れとした気持ちで課題に向き合えていることが大きい。今週のトレーニングにも十分すぎる熱はあった。それが2節への勢いに繋がる。

一方、コンディション面や戦術面はまだまだ発展途上にある。それは開幕節翌日の福島とのトレーニングマッチに大敗したことが証明している。

「一時チーム活動が停止して再開してから今週でまだ3週目だから、今はもうちょっとの我慢だと思います」(時崎悠監督)

今週、チームには新たにコロナ陽性者が出てしまった。感染拡大しないことが前提となるが、今は我慢しながらも粘り強く勝点を積み上げていきたいところである。

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