「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J3第4節藤枝MYFC戦 開幕から同系統の相手と4戦目。上積みを見せつけて今季初となる連勝を。

今節は攻撃陣の爆発に期待がかかる。

 

4試合連続で同スタイルのチームとの対戦

 

「僕のなかでは、この4試合は似たようなチームだと思っていて、その意味で3バックにしたところもあるんです」

 

開幕戦の琉球、鳥取、YSCC横浜、藤枝と、4試合連続で同スタイルのチームとの対戦である。指揮官は「日程表を見たときに同スタイルのチームとの対戦が続く」と思い、ここは3バックだと決めてシーズンに入ってきたという。

 

いずれも、丁寧にボールを繋ぐことに信念を持ち、攻撃時には前に人数をかけて崩しにかかる特色があるチーム。

栃木としては、3バックの守備に、適宜、両ウィングバックが最終ラインに蓋をするように戻り、しっかりした守備をしつつ、攻撃に転じれば、前線1トップと2シャドー目がけてボールを供給しながら前へ出ていく。その作業を繰り返すなかで、失点を限りなくゼロに抑え、かつ、チャンスの数を多く作った3試合だった。ゴールだけが少なかったわけだが。

 

「藤枝は、琉球、鳥取、YSCC横浜と似ているので、この3試合のいい部分の継続、課題を潰すことが対策になると思っています」

 

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