「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

同門対決のザ・我慢比べ。何が何でもバトルで上回れ。【J2第38節 ブラウブリッツ秋田戦 プレビュー&コラム】(21.11.6)  

前節はホームで千葉に0対1で痛恨の連敗を喫した。勝点は38のまま足踏み状態。残りは5試合。今節はアウェイで同門と言えるブラウブリッツ秋田と対峙する。我慢や根気といった泥臭い要素が多分に求められる一戦だが、一丸で乗り越え勝点をもぎ取りたい。38節秋田対栃木はソユースタジアムで7日13時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 対秋田用の選手起用はどうなるか?

 

▼徹底を徹底できなかったほうが負け

今季もっとも球際への予測と強度が求められる試合だ。

競り合いにしろ、地上に落ちたボールにしろ、局面のバトルで劣勢を強いられるようであれば勝ち目はないだろう。

前節千葉戦(●0-1)もセカンドボールを相手ボランチ勢に支配され、成す術なく敗れ去った。二の舞は避けなければいけない。

 

周知のとおり、秋田と栃木がやっているサッカーは似ている。秋田の試合を見ていると、19年の最後に栃木がやっていたサッカーとそっくりなのである。

奪ったセカンドボールはノージャッジで相手サイドバックの背後へと蹴り込む。そこでFW勢が走り込んでキープできればチャンス、キープできなくてもプレッシャーを掛けてスクラムを組むように前へ、前へである。

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