「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

完遂したい”強気な盾の圧力”。磐田の矛を”漢気全開”で封じよ。【J2第11節ジュビロ磐田戦プレビュー&コラム】(21.4.30)

前節はアウェイで金沢と対峙し、先制されながら追いつきドロー。これで7試合負けなしながら4試合連続ドローとなった。先制されても追いつけるしぶとさは出てきているが、勝ち切れる強さもほしいところだ。今節はアウェイでジュビロ磐田と対峙する。4連勝で上位を猛追していた磐田は前節山形に0対1で敗戦、そうして迎えるホーム栃木戦という流れだ。一筋縄ではいかないだろう。磐田対栃木の第11節は1日14時からヤマハスタジアムでキックオフを迎える。

 

 

▼周到なクロス対応を

週中の練習レポートにも書いたが、磐田はクロスからのゴールが非常に多い。

8節相模原戦は2発快勝、2試合前の9節大宮戦は3対2で勝利、その3ゴールもすべてクロスからだった。大津祐樹、ルキアン、山田大記の順番にゴールを記録。いずれもアシストは松本昌也だった。

松本はここまで5アシスト。ゴール前で力強さを発揮するルキアン、後ろから飛び込んでくる大津らを活かす精度の高いクロスがどのチームにも脅威になっている。ちょうどDFラインとGKの間に入れてくるプラス気味のクロスが多いが、シンプルながらクロスの質と、合わせる質が非常に高いので、それだけで点が取れてしまう。

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