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【マッチレポート】J1-20[A] ジュビロ磐田戦『仕切り直しの好機』(24.6.27)

2024年6月26日(水)
J1第20節 ジュビロ磐田 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ ヤマハスタジアム
[入場者数]9,772人 [天候]曇、弱風、気温26.2℃、湿度35%

磐田 3‐0 東京V
前半:0‐0
後半:3‐0
[得点]
1‐0 オウンゴール(51分)
2‐0 マテウス・ペイショット(61分)
3‐0 古川陽介(90+5分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF4   林尚輝(61分 谷口)
DF15 千田海人
DF6   宮原和也
MF22 翁長聖(72分 山田楓)
MF8   齋藤功佑(81分 食野)
MF23 綱島悠斗(61分 山見)
MF33 松橋優安(61分 新井)
FW9   染野唯月
FW20 木村勇大
FW10 見木友哉
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF3谷口栄斗。MF18山田楓喜、28食野壮磨、40新井悠太。FW11山見大登、27山田剛綺)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■林尚輝とマテウス・ペイショットはバチバチ

レオ・ゴメスが縦に蹴り、裏に抜け出したブルーノ・ジョゼが受ける。ボックス内、巧みにボールを隠しながら中に切れ込んできたB・ジョゼを松橋優安が倒し、先立圭吾主審の笛が鳴った。PKだ。

キッカーはジャーメイン良。今季、リーグ得点ランク3位の11ゴールをマークし、内4点はPKで挙げている。唯一、外したのが、左前額骨陥没骨折の重傷を負いながら蹴った、第12節の東京ヴェルディ戦である。

構えるマテウスは小刻みに身体を動かしつつ、狙いはまたこっちか? と右手を横に出し(前回外したコース)牽制する。

駆け引きを制したのはマテウスだった。逆にジャンプし、コースの甘いシュートを腹でキャッチ。11分、東京Vは序盤の大ピンチを切り抜けた。

ジュビロ磐田は攻撃に切り替わった瞬間の一歩目が鋭く、度々、急所を突く縦パスを差し込んできた。7分にはルーズボールに反応したジャーメインから金子翔太にボールが入り、決定的なシュートを打たれている。磐田の前線はゴールに直結する立ち位置を取っており、相手の速い攻撃に東京Vが対応できていないように見えたのは気がかりだった。

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