「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『欲しいものはただひとつ』 宮原和也「アグレッシブに戦い、不用意なロストをしないことが大事」3月29日(金) J1第5節 京都サンガF.C.戦 19:00 味の素スタジアム(24.3.25)

右サイドの安定に宮原和也の存在は欠かせない。コンディションは完調手前だが、スタメンで起用されるか。

右サイドの安定に宮原和也の存在は欠かせない。コンディションは完調手前だが、スタメンで起用されるか。

■初のフライデーナイトJリーグ

3月29日のJ1第5節、19位の東京ヴェルディは14位の京都サンガF.C.と対戦する(19:00 味の素スタジアム)。初の「金J」、フライデーナイトJリーグだ。

京都から期限付き移籍の木村勇大、山田楓喜は契約の関係で出場できないのは痛手だが、出番を求める他の選手にとっては大チャンスを意味する。冷たい雨が降るなか行われたオフ明けのトレーニング、われこそはと誰もがアピールに余念がない。

ここで、宮原和也が戦列に加わっているのは心強い限りである。前節のアルビレックス新潟戦(2‐2△)、故障から復帰して今季初のメンバー入りとなった宮原は後半から出場。90分、右サイドからクロスを入れ、翁長聖の同点ゴールにつなげた。

「トラップした瞬間はニアに速いボールを入れるイメージでしたが、中の状況を見てどうも通りそうな感じがしなかった。マイナス気味に切り替えたのが結果的にうまくいきましたね」

23日に行われたJ1とのトレーニングマッチ(非公開)は「90分使うのは控えたが、45分以上は出場している」(城福浩監督)とのことで、いよいよスタメン起用の可能性が高まっている。

「コンディションはまだこれからという感じです。京都戦、サイドの攻防ではアグレッシブに戦い、不用意なロストをしないことが大事になる」

ここまで2分2敗の東京Vにとって、欲しいものはただひとつ。今季初勝利、勝点3しか眼中にない。

当日の予報は曇一時雨で、最高気温は23℃と暖かくなりそうだが、夜はいくらか冷え込むだろう。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
今年、あじペン広場で展開する『フードヴィレッジ』には特に力を入れている。「これまでは代理店が間に入っていたため臨機応変な対応が難しかったのですが、直接運営する形に変更しました。人気店は安定して出店していただけるようになり、今後内容をますます充実させていきたいです」とクラブ関係者。今回はサポーターの胃袋を満たす肉やカレー、スイーツなど10店舗が出店。平日ナイター企画の『晩酌セット』も販売される。

[今季の1試合平均入場者数] 35,041人( 2/20位
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
2023年 7,982人

●ランド地獄耳●
▼3月6日、練習場近くの『よみうりランド眺望温泉 花景の湯』がオープン。風呂好き、サウナ好きの稲見哲行がこれを見逃すはずがなかった。「サウナが3つに水風呂がふたつ。設備はかなり充実していましたね。何より、景色がめっちゃいい! ほかのスーパー銭湯と比べて料金はやや高め(大人平日2300円、土日祝2800円)ですが、見合うだけの価値はあるのでは」。チームきっての肉体美の持ち主だ。CMのオファー、こいやッ。
▼4月から東京ヴェルディセパタクローの男子チームが始動する。発足メンバーに第19回アジア競技大会銅メダリストの奈良輪航の名前あり。もしや奈良輪雄太コーチの親戚かと直撃したところ、「セパタクローの選手がいるんですか。初めて知りました。たぶん遠いところでつながっているんじゃないかな」とのことである。
▼J1第3節セレッソ大阪戦(1‐2●)の前日練習、ランドは一面の雪に覆われた。そこで、「雪かき、手伝いますよ」と言い出したのが翁長聖。おれもやるわと古川真人や河村慶人が一緒になってグラウンドに出ていったという。

 

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