【マッチレポート】J1-1[H] 横浜F・マリノス戦『遥かなるJ1は過去に』(24.2.26)
2024年2月25日(日)
J1第1節 東京ヴェルディ vs 横浜F・マリノス
14:03キックオフ 国立競技場
[入場者数]53,026人 [天候]雨、無風、気温5.6℃、湿度58%
東京V 1‐2 横浜FM
前半:1‐0
後半:0‐2
[得点]
1‐0 山田楓喜(7分)
1‐1 アンデルソン・ロペス(89分)PK
1‐2 松原健(90+3分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK1 マテウス
DF17 稲見哲行
DF4 林尚輝
DF3 谷口栄斗
DF22 翁長聖
MF18 山田楓喜(61分 山見)
MF7 森田晃樹
MF10 見木友哉
MF8 齋藤功佑(61分 河村慶)
FW9 染野唯月
FW20 木村勇大(72分 山田剛)
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF2深澤大輝、13山越康平。MF23綱島悠斗。FW11山見大登、19河村慶人、27山田剛綺)
監督 城福浩
■国立を揺るがした山田楓喜の先制ゴール
見せ場はいきなりやってきた。
直接フリーキックのチャンス。山田楓喜の腹は決まっていた。駆け寄ってきた森田晃樹に「おれ、撃つよ。こぼれに詰めといて」と短く伝える。VARのオンフィールドレビューを経て、ボールが2メートルほど前に置かれた。元より、山田楓はゴールしか見ていない。
山田楓は左足を振り抜き、速いシュートが壁を越えてニアハイに突き刺さる。7分、先制したのは東京ヴェルディ。
東京Vにとって16年ぶりのJ1開幕戦だ。国立競技場は5万3000人を超える大観衆でふくれ上がった。31年前のJリーグ開幕(1993年5月15日、Jリーグサントリーシリーズ第1節 ヴェルディ川崎 1‐2 横浜マリノス)と同じ対戦カードと話題を集めた一戦。それぞれの歴史を歩み、当時より鮮明になった緑とトリコロールがスタンドを彩る。
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