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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J1昇格プレーオフ決勝[H] 清水エスパルス戦に向けて ~城福監督、森田、中原、奈良輪 + 秋葉監督、乾~(23.12.1)

1年間、森田晃樹はキャプテンとしてチームを引っ張ってきた。プレーオフはその集大成とも言えるパフォーマンスを発揮している。

1年間、森田晃樹はキャプテンとしてチームを引っ張ってきた。プレーオフはその集大成とも言えるパフォーマンスを発揮している。

12月2日のJ1昇格プレーオフ決勝、清水エスパルス戦(14:05 国立競技場)に向けて、城福浩監督、森田晃樹、中原輝、奈良輪雄太、そして相手の秋葉忠宏監督、乾貴士は次のように話した。

DF24奈良輪雄太
――プレーオフ準決勝のジェフユナイテッド千葉戦(2‐1○)は90分から出場。与えられたタスクは?
「まずは周りの選手に立ち位置の変更を。最終ラインが5枚となるため、後ろが重くなりすぎることなく、ボールに対してアプローチをしていこうと。僕自身は相手にロングボールを蹴らせない、ボールを運ばせないように制限していくプレーを意識しました」

――J1昇格を懸け、清水エスパルスとの国立決戦に臨みます。
「やってきたことを信じ、基本に忠実に戦うだけ。それに尽きます」

――清水の印象は?
「個人の能力を数値化すれば、向こうが確実に上でしょう。ただし、個人頼りのサッカーをしているわけではなく、規律もしっかりしたチームです」

――起用される場合、リードしている状況でクローズの役割を任せられる可能性が高い。
「勝っている状況で自分にその仕事を任されるとしたら、最高の結果が出ることを信じて、やるべきことを徹底したいですね」

――チームがここまでたどり着けた要因は?
「やはり日頃の練習がすべてなんですよ。たとえば、セットプレーの練習ひとつを取っても、これまではぬるいと感じることが多々ありましたが、城福(浩)監督になってから明らかに改善されました。結果、今季はリーグ最少失点。練習でやってきたことが試合に出るんだなとあらためて思いました」

――奈良輪選手が以前から目標に掲げてきたJ1まであとひとつ。
「6年前、湘南を出たときは、移籍先の候補のなかから将来的にJ1でプレーできる確率が高いクラブを選ぼうと考え、それがヴェルディでした。その判断が間違っていたとは思いません。実際、自分がJ1でやれる可能性は年齢的に薄れてしまっているのが事実ですが、目の前にチャンスがあればつかみにいくのは当然です。ここまできたら、笑って終わりたいですね」

――国立競技場での思い出は?
「新しくなった国立でプレーしたことはまだないです。僕が旧国立に初めて立ったのは、横浜F・マリノスでの1年目。天皇杯の決勝でした(2014年1月1日、サンフレッチェ広島を2‐0で下して優勝した)。これもひとつのめぐり合わせかなと思います」

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