「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-12[A] 水戸ホーリーホック戦に向けて ~城福監督、森田、加藤弘、綱島~(23.4.28)

ふたり一組のロングパスのセッション。このあと足先でボールの勢いをゼロにし、完璧なコントロール。森田晃樹はトラップひとつを取っても鑑賞に値する。

ふたり一組のロングパスのセッション。このあと足先でボールの勢いをゼロにし、完璧なコントロール。森田晃樹はトラップひとつを取っても鑑賞に値する。

4月29日のJ2第12節、水戸ホーリーホック戦(17:00 ケーズデンキスタジアム水戸)に向けて、城福浩監督、森田晃樹、加藤弘堅、綱島悠斗は次のように話した。

MF23綱島悠斗
――前節、モンテディオ山形に1‐2で敗れ、今季初の連敗。チームは苦境に立たされています。
「うまくいかなかった部分については、トレーニングで修正しています。けが人が少し出ていますが、いまいるメンバーで勝つしかない」

――中盤でのディフェンスで意識を強めていることは?
「僕自身はボールに対してどんどんアタックし、取れないまでも下げさせること。相手陣では潰すくらいの勢いでチャージし、自陣ではできるだけファールを犯さないように気をつけたいです。状況によっては、ブロックを敷いて守ることも大事になってくると思います」

――一方、攻撃面では?
「まずはボールを受ける回数を増やすことですね。常に(森田)晃樹のポジションを見ながらやっていて、中盤の3枚が立ち位置を入れ替えつつ流動的に動いて攻撃を仕掛けていきたい」

――森田選手は綱島選手について「まさかプロで中盤をやるようになるとは。ユースの頃からは考えられない」と驚きをもって語っていました。
「僕もそうですよ。ましてフロントボランチをやっていて、晃樹の前にいることもありますから」

――森田キャプテンはアカデミー時代の同期の眼にどう映りますか?
「小3から長く一緒にプレーして、背中で語るキャプテンという点はユースの頃から変わってないですね。チームにおける存在感や影響力の大きさも。負けず嫌いでありながら、どんなときも冷静さを失わない。僕はわりとすぐ感情的になったり、熱くなりすぎるところがあったので、そこは昔から見習いたいと思ってきました」

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