「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【イベントレポート】写真ギャラリー『2023 SEASON TOKYO VERDY KICKOFF EVENT』『新キャプテンは森田晃樹』(23.2.11)

【今日までの森田晃樹】

【2017年】
僕が一番興味をそそられたのは、森田晃樹(高2)。面白いように相手の逆を取り、ボールの動かし方も巧い。

東京ヴェルディユース、2年次の森田晃樹。面白いように相手の逆を取り、ボールの動かし方が巧い。手の動きに表情があるのも印象的だった。

【2018年】

ユースでの最後のシーズンは10番を背負い、キャプテンを務めている。トップに2種登録され、天皇杯4回戦の浦和レッズ戦(0‐1●)でデビュー。

【2019年】

『OBRIGADO サッカー教室2019』

プロ1年目は24試合3得点。2枚目はシーズンオフの『OBRIGADO サッカー教室2019』にて。このときに「あいつ、キャプテンやるんだってさ」と聞かされても僕は信じなかっただろう。

【2020年】
MF14森田晃樹。「森田はまだか」の声多数。4月中頃に復帰の見込み。

2年目は39試合0得点。ほんと巧いなあ、けれども……となることが多かった。春頃から新型コロナウイルスが蔓延し、練習が公開されなくなったため写真が少ない。

【2021年】
近頃、寒い日が続いたが、今日は気持ちいい秋晴れの一日。楽しげにアップをこなす森田晃樹。

前年から続くコンディション不良に苦しみ、18試合1得点。

【2022年】
森田晃樹

4年目、34試合4得点をマーク。シーズン後半はチームに欠かせない中心選手として活躍した。持ち前の巧さに加え、怖さをのぞかせるように変わりつつある。

【2023年】

2月5日、鹿島アントラーズとのトレーニングマッチの前日、城福監督からキャプテン就任の打診があった。「困ったな、と思いましたね。責任の大きい仕事なのでちょっと悩みました」。森田は目の前に監督を待たせたまま5分ほど考えた末、意を決して返事をしている。

「プレッシャーに感じるだろうし、悩むこともあると思います。でも、そういう経験がサッカー選手をやっていくうえで、選手生活が終わったあとも自分のためになり、成長できるのではないかと考えてやらせてくださいと言いました。監督から信頼してもらい、おれや(谷口)栄斗などアカデミー出身の選手がその立場に就くことの意味はある。ヴェルディで育った選手がトップチームを引っ張って戦う。そして、ヴェルディをJ1に上げる」

いよいよ本格化の兆しを濃くする森田が旗手を務め、東京Vは勝負の2023シーズンに突入する。

 

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