【マッチレポート】J2-27[H] 鹿児島ユナイテッドFC戦『容易ならざるもの』(19.8.12)
2019年8月11日(日)
J2第27節 東京ヴェルディ vs 鹿児島ユナイテッドFC
19:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]5,948人 [天候]晴のち雨、弱風、気温27.4℃、湿度80%
東京V 3‐3 鹿児島
前半:0‐0
後半:3‐3
[得点]
0‐1 枝本雄一郎(57分)
0‐2 牛之濵拓(74分)
1‐2 レアンドロ(85分)
2‐2 佐藤優平(87分)
3‐2 河野広貴(90+1分)
3‐3 韓勇太(90+3分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF24 奈良輪雄太
DF3 近藤直也
DF8 内田達也
DF20 山本理仁(79分 河野)
MF6 井上潮音
MF4 藤本寛也(12分 森田)
MF38 梶川諒太
FW19 小池純輝
FW50 カン・スイル(54分 佐藤)
FW10 レアンドロ
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF22永田拓也。MF9佐藤優平、14澤井直人、16森田晃樹、33河野広貴。FW18端戸仁)
監督 永井秀樹
■痛かった藤本寛也の故障
残り15分を切り、鹿児島ユナイテッドFCが東京ヴェルディを押し込んで、ボールを回していた。ゲームは鹿児島の2点リード。安全にキープするだけではなく、時折、中とのボールの出し入れで攻め気をチラつかせてくるところがいやらしい。東京Vはボールの奪いどころが見えず、苦しかった。
鹿児島がボールを逃がし、キーパーまで下げる。東京Vは疲れた身体にムチ打って懸命にラインを上げた。このまま真綿で首を絞められるように敗れてしまうのだろうか。
ピッチを注視する一方、その後のことが頭をもたげてくる。監督会見では何を問うべきか。選手の囲み取材は、見出しは、原稿の構成は――。ゲームに没頭できないのをもったいなく思うが、職業病みたいなものだから仕方がない。以前、試合直後に締切りが設定されていた仕事では、予定稿を仕上げているタイミングだ。
この先、4回ゴールネットが揺れ、ついでにPKもあるんだよ、と誰かから聞かされても僕は信じなかっただろう。
(残り 2881文字/全文: 3835文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ