【マッチレポート】J2-35[H] ファジアーノ岡山戦『釈然としない負け』(19.10.6)
2019年10月5日(土)
J2第35節 東京ヴェルディ vs ファジアーノ岡山
14:04キックオフ 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
[入場者数]6,512人 [天候]晴、弱風、気温29.4℃、湿度33%
東京V 1‐2 岡山
前半:1‐0
後半:0‐2
[得点]
1‐0 李栄直(4分)
1‐1 仲間隼斗(50分)
1‐2 上田康太(83分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF2 若狭大志
DF3 近藤直也
DF8 内田達也(59分 新井)
DF24 奈良輪雄太
MF31 クレビーニョ
MF20 山本理仁
MF38 梶川諒太
MF16 森田晃樹(87分 澤井)
FW11 ジャイルトン・パライバ
FW17 李栄直(90+1分 カン)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF5平智広、22永田雅人。MF13新井瑞希、14澤井直人、19小池純輝。FW50カン・スイル)
監督 永井秀樹
■前体制でもなかった3連敗
けっこう、がっくりきている。
アウェー3連戦、アルビレックス新潟に勝ち切れず、大宮アルディージャと柏レイソルに力の差を見せつけられ1分2敗。そうして臨んだ4試合ぶりのホームゲーム、ファジアーノ岡山に手痛い逆転負けを喫した。3連敗だ。空の青さが目にしみた。
相手は順位表の真ん中あたりに位置する岡山。不遜に聞こえるかもしれないが、現時点でこの水準はクリアできる、しなければならないと考えていた。永井秀樹監督の就任からおよそ2ヵ月半、13試合目を迎えている。明確なスタイルを打ち出し、さまざまな勝ち方、負け方を経験しつつ、上位に何が通用しないかという尺度も内に蓄えた。
岡山はよく鍛えられたチームだった。「たとえば、セカンドボールの争い。『もっと強くいけ』『なんでそこ負けるんだ』という厳しい声が飛んでいた岡山に対し、自分たちは淡々としたテンションでゲームを進めていた」と奈良輪雄太は回顧している。
この日、午前から気温はぐんぐん上昇し、キックオフの14時には30℃に迫ろうかという暑さ。心身ともにタフさが要求されるゲームで、相手の持ち味が生きる展開にしてしまったのが、東京Vの失敗である。
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