「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-35[A] 栃木SC戦に向けて ~ロティーナ監督、泉澤、奈良輪、上福元(18.9.29)

思案顔でトレーニングの様子を観察するロティーナ監督。栃木戦でどんな手を打ってくるのか。

思案顔でトレーニングの様子を観察するロティーナ監督。栃木戦でどんな手を打ってくるのか。

9月30日のJ2第35節栃木SC戦(14:00 栃木県グリーンスタジアム)に向けて、ロティーナ監督、泉澤仁、奈良輪雄太、上福元直人は次のように話した。

GK21上福元直人
――前々節のロアッソ熊本戦、ミスから失点したことを上福元選手はどのように消化したんですか?
「サッカーはミスのスポーツと言われますけど、起こさないに越したことはない。あれは自分の実力不足です。ただ、それを引きずってもいいことはひとつもないので。目の前の試合に集中することだけを考えていました。だから、前節の岐阜戦もミスを挽回しようとは考えていないというか、そんなふうに自分のことばかり考えていると、言葉は悪いですが小者で終わるような気がします。選手である前に、人として男らしく。萎縮することなく堂々とプレーしよう、と」

――次節、栃木戦です。
「前回と比べ、守備のところでのゆるさ、隙はなくなっている印象。堅い守備から、セットプレーなどのストロングを出してきます。できるだけ、それを出させないように対応したい」

――ピッチコンディションがよくないのは、神経を使うのでは?
「いろいろな想定をしています。ただ、芝を気にしすぎるとプレーに影響が出てしまうのでほどほどに。相手を見てプレーすることが大事ですね。栃木がどこを狙ってきていて、それによりどのスペースが空くのか。もし、いつものようにボールをつなげないときは、長いボールをクリアではなくパスに変えることが大事になります。繰り返しになりますけど、とにかく相手の狙いをくみ取り、環境面も判断の材料に加え、頭を使ってプレーするつもりでいます」

――今日のキーパー陣は、障害物を置き、不規則な変化に対応するシュートストップのトレーニングを行っていました。ああしたディフレクションへの反応を磨く練習は日常的に?
「ヴェルディに来てから、けっこうやってますね。シュートのときに味方がブラインドになったり、イレギュラーなバウンドに備える練習は多いです。次の試合もピッチの影響によるアクシデントが起きてくるかもしれないので、ふだんのトレーニングを役立てたいと思います」

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