元大宮の上田康太が現役引退。JFL新宿ではJ3昇格に挑戦し、仲間にもめぐまれ「やり切った」有終【番外編の巻】
上田康太が現役生活に終止符を打ち、惜しまれながらユニホームを脱いだ。2011年に磐田から大宮へ入団し、2014年3月までプレー(その後は岡山に期限付き移籍)。左足から放たれる高精度キックでスタンドをわかせ、「レッツゴー 俺たちと 上田康太」の応援歌は今も耳に残っている。ラストチームのJFLクリアソン新宿では背番号10を背負い、J3昇格に挑む日々だった。現役最後の試合となったホンダFC戦はフル出場し、走り切っての有終。J1は203試合、J2は194試合、JFLは46試合に出場して引退する上田の声をお届けしたい。
オレンジサポへも感謝
Q.クリアソン 新宿には2022、23年シーズンの在籍となりました。振り返っていかがでしょうか。
「学んだことはたくさんあるが結果という意味では全然です。僕が入ってJ3 に昇格させられなかったので。そこではすごい悔しさはある。今まではサッカーのプレーで『どういう風に自分の価値を出せるかな』と考えていたが新宿に加入してその考えに変化あった。パートナーの方たちとのやり取りや地域活動などをやらせてもらい、 サッカーを通じてプレーとは違うところで喜んでもらえることを知りました。もっと大きな価値、サッカーの可能性みたいなものを感じさせてもらったなと思っています」
Q.大宮には2011年から14年の3月までプレーし、以降は岡山に期限付き移籍しました。大宮での日々については。
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