「まだ大宮は死んでいないと証明できた」。NACKの夜に轟いた16試合ぶり勝利の歓喜【千葉戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第24節・7月5日(水)19:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/4,855人
大宮アルディージャ 2-1 ジェフユナイテッド千葉
【得点者】大宮/23分 柴山昌也、90分 アンジェロッティ 千葉/80分 日高大
▼クイックリスタートから先制点
本当に長かった…。忘れそうになっていた歓喜を16試合ぶりに味わう夜は最高だ。
約2カ月半も遠ざかっていた白星をようやくつかみ、笑顔と安堵が入り混じる。まだ一試合とはいえ、チームの試行錯誤と頑張りが報われてよかったと心から思う。沸くゴール裏を見て富山貴光は「すみませんでした」と第一声を発し、「やっと、勝てました。感謝の気持ちでいっぱい」と表情は明るく、朗らかだった。
原崎政人監督も「時間が掛かりすぎて本当に申し訳ない」とサポーターらに頭を下げた。自身が指揮を執ってから初めてのリーグ勝利でもあり、「選手もやはり苦しんでいたし、 喜んでいる姿を見るのは本当によかった」と目を細めた。また、「ホームでしっかり勝ちを見せられて非常に満足」と胸をなでおろし、連敗は6で止めた。
2試合連続の現実路線が効いた。
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