大宮花伝

奥抜侃志がポーランド1部に期限付き移籍。大宮一筋の生え抜きは海外挑戦へ「ラストチャンス」と決断【お知らせ】

 

下部組織から約11年間在籍

大宮は8月31日、下部組織出身のMF奥抜侃志がポーランド1部のグールニク・ザブジェに期限付き移籍すると発表した。期間は2023年6月30日まで。

栃木県出身で23歳の奥抜は大宮ジュニアユース、大宮ユースを経て、18年にトップ昇格。4月22日、J1第10節の新潟戦でプロデビューを果たした。19年6月8日、第17節のJ1京都戦でプロ初得点をマークし、生え抜きの快速ドリブラーとして活躍。今季は19試合に出場して1得点を挙げ、主力で期待を背負った。

グールニク・ザブジェはJ1神戸でもプレーした元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが在籍している。

奥抜のコメントは以下の通り。

「このたび、グールニク・ザブジェへ期限付き移籍することになりました。このタイミングでチームを離れることは申し訳ない気持ちでいっぱいです。約11年間、このチームで過ごしたくさんのことを経験してきましたので、必ずこの大宮アルディージャというクラブから海外挑戦すると決めていました。自分の年齢からしても、この海外挑戦のチャンスはラストチャンスだと思いますし、この状況でチームを離れる責任と覚悟を持って挑戦しようと思います。チーム状況は決して良い状況とは言えませんが、必ず大宮アルディージャというクラブならJ2残留を果たし、一つでも上の順位で終えられると信じています。最後になりますが、家族や自分を支えてくださった皆さん、ここまで一緒に戦ってきた選手やファン・サポーターの方々に本当に感謝しています。ありがとうございました」

 

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