大宮花伝

霜田正浩新監督の就任を発表。練習に合流済みで初陣は6月13日の栃木戦。【お知らせ】

大宮は6月7日、霜田正浩新監督が就任することを発表し、同日からチームに合流して選手の練習を見守った。霜田新監督は13日のJ2第18節の栃木戦から指揮を執る。

大宮は第15節時点の5月25日、成績不振で岩瀬健監督と西脇徹也フットボール本部長を解任。2勝5分8敗で20位とJ3降格圏に沈むなか、元なでしこジャパン監督の佐々木則夫トータルアドバイザーが暫定指揮官に就いた。その後、2連敗と浮上のきっかけをつかみきれておらず、21位でのバトンタッチとなった。

霜田新監督はJFL時代の徳島ヴォルティス(大塚製薬徳島ヴォルティス)のコーチとして指導者のキャリアをスタート。2018年からは3シーズンにわたって山口で監督を務め、今年2月から3月まではサイゴンFC(ベトナム)の監督だった。日本サッカー協会技術委員長や日本代表ナショナルチームダイレクター・技術委員なども歴任している。

霜田新監督と佐野秀彦代表取締役社長がクラブを通してコメントした。

【霜田正浩新監督】
「大宮アルディージャを愛する全ての皆さまへ。このたび、監督に就任しました霜田正浩です。苦しいシーズンを送っている選手たちの躍動感を取り戻し、このクラブが培ってきた誇りを胸に、残り試合を大宮のために全力で闘うつもりです。ここからのリスタートですが、どの相手に対しても、全ての試合でチャレンジャーとして向き合い、日々のトレーニングから魂を込めた準備をしていきます。一つのボールを奪い合う執念、味方のために走ること、諦めずにボールを追うこと、チーム全員で同じ絵を描くこと。そして何より勝つことにこだわります。チームを取り巻く人たちが一丸になるためには、まず僕らがピッチから皆さんに伝えるものがなければいけない。それを皆さんに感じていただけるように、選手を信じて闘いますので、ぜひ応援をよろしくお願い申し上げます」

【佐野秀彦代表取締役社長】
「現在のチーム状況を打開するために、選手個々の特長を引き出し、『勝負強さ』『目標に向かっていく力』『コミュニケーション力』など、強い気持ちで戦う意識をうえつける力に優れた霜田監督が就任します。霜田監督の豊富な経験と情熱によりチームに『戦う気持ち』を呼び起こし、まずは降格圏から抜け出すことを直近の目標として取り組みます。常に危機感を持って、残り25節をクラブに関わる皆さんと一丸となって戦い、全ての試合で最後の最後まで勝利を目指して戦ってまいりますので、引き続きの温かいご支援、そして熱い応援をよろしくお願い申し上げます」

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