バイオリズムに変化が生じた“中間決算期”。“町田包囲網”が突きつけた“ジレンマ”【検証・シーズンレビュー2023②】
J2優勝・J1昇格という目標達成で幕を閉じた2023シーズン。目指す景色に辿り着くまで、“黒田ゼルビア”はどんな道を歩んできたのか。計4回掲載予定のシーズンレビューで検証する。
トップ下からボランチへ。荒木駿太は汎用性の高い働きで貢献
▼連戦連勝の上位対決
大分トリニータとの首位攻防戦を制し、トップに返り咲いたものの、翌節のヴァンフォーレ甲府戦は今季2敗目。アウェイでの甲府戦はプレシーズンから鍛え上げたプレスワークがハマらず。前半に喫した1失点を挽回できず、ボールを持たされる展開に引きずり込まれたチームは、有効な打開策を見い出せないまま敗戦のホイッスルを聞いた。昨季は天皇杯を制し、吉田達磨体制の名残がある甲府とのアウェイゲームは完敗に等しかった。
それでも、今季のチームは失点だけではなく、連敗に対しても、強烈なアレルギー反応を示した。
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