黒田剛監督「最終的に決勝点を奪い、勝ち点3を取ってくれた選手たちに称賛を送りたい」+ベニャート・ラバイン監督、藤原優大【徳島ヴォルティス戦/試合後会見コメント+α】
■明治安田生命J2リーグ第28節
7月29日(土)18:00キックオフ
町田GIONスタジアム/3,561人
FC町田ゼルビア 2-1 徳島ヴォルティス
【得点者】町田/32分 エリキ、68分 オウンゴール 徳島/35分 エウシーニョ
途中交代のバイロンを労う黒田剛監督
○黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「前節の千葉戦から多少メンバーを入れ替える形で試合に臨みました。また千葉戦はあらゆる要素で後手に回り、受け身に回ってしまったという反省点を元に、本来われわれがやるべきサッカーに言及し、そこを取り戻せるように練習に取り組んできました。球際の攻防や切り替えの遅さなどを映像を通して、選手たちが目にした時に、愕然とするぐらいできていなかったと選手たちは痛感したことでしょう。
ただそれを目にした瞬間から、選手たちの表情や意識が変わり、練習でもやるべきことにシフトチェンジして取り組んできた成果が反映された前半になりました。前半のスコアこそ1-1でしたが、数多くのチャンスを作れていましたし、もっと決定機を決めていれば、僅差にはならなかったと思います。
また枠にシュートを飛ばすことや、粘り強くゴール前に詰めることでゴールへ押し込むなどの詰めの甘さがあったことは、これからの練習で補っていけると思います。ただ失点は得点をした後の現象ですし、点を取った後に何をすべきか、それに関してはまだ迷いがあります。点を取った後の10分間にやるべきことを徹底させる必要はありますが、そういった反省点を勝って修正できることは、ポジティブに捉えて良いでしょう。
後半はオウンゴールという形であれ、しっかりとゴールにつなげられたことは良かったと思いますし、一番欲しかったのは勝ち点3ですから、どんな形であれ、最終的に決勝点を奪い、勝ち点3を取ってくれた選手たちに称賛を送りたいと思います。今日のようなゲームを次節の岡山戦でもできるように、しっかりと選手たちとコミュニケーションを取りながら、さらにチームを盛り上げて、準備をしていきたいです」
–夏場の戦い方について、今後のイメージはいかがですか。
「特に夏場だからペース配分を考えるというよりも、今日は途中から(ミッチェル)デュークを出したように、荒木(駿太)ら、途中から起用しても爆発的な力を発揮する選手がわれわれにはいます。交代選手を含めて、運動量を落とすことなく、われわれの3原則(ハードワーク、攻守の切り替え、球際の強さ)をやり切ることを目指していますし、相手のポゼッション力やクオリティーに対して、うまくごまかしながらやるのはわれわれのサッカーではありません。仮に何時キックオフであろうとも、タフにやり切れるチームにしていきたいです」
–藤尾翔太の活躍が目立ちました。監督の目にはどう映りましたか。
「デュークや藤尾といった最前線を張れる選手がいる中で、どちらかと言うと、デュークはゴール前で力を発揮するタイプの選手です。ただ前節の千葉戦に関しては、ボランチの位置で相手にセカンドボールを拾われることが多かったですし、点と点で合わせることや一つの出力を発揮するという意味では、デュークのほうがふさわしいのかもしれませんが、今日の試合の立ち上がりに関しては、前で時間を作りたいという狙いがありました。
または前でキープする時間を作り、相手の嫌な位置に入っていくことや、バイタルエリアでいかに相手と駆け引きをするか。そういった動きは藤尾のほうが上手なので、狙いとしては、彼を先発で起用して良かったと思いますし、相手のディフェンスの選手は藤尾のことを嫌がっていたはずです。ここ最近は国立での試合でもそうですが、良い動きをしていますし、チームでの貢献度も高かったため、思い切った形で先発に起用しました。期待に応えてくれました」
○ベニャート・ラバイン監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「前半は相手に押される展開になりました。町田さんは自分たちの内側の選手に対して厳しいプレッシャーを掛けに来ており、その中で奪ったボールを前掛かりに攻め込むことで、われわれとしては全体的に押し込まれる展開になりました。その中で先に失点をする形になりましたが、すぐに同点に追いつくことができましたし、1-1になってからは相手のゾーンにボールが入るようになりました。後半は前半に比べて良い入りをできましたが、その中でまた失点をしたことで、試合が難しくなってしまいました。1-2になってからは、チャンスこそ作ったものの、同点に持ち込むまでの力が足りませんでした」
–前半は相手のプレスに苦しみましたが、後半は劇的に前進できるようになりました。どんな変化を加えたのでしょうか。
「前半との変更点は杉本太郎を相手のサイドハーフの背後にポジションを取らせて、右のセンターバックに内田航平を入れることで右からの前進ができるようになったと思います。より相手陣地に入ることができるようになりましたし、前掛かりに攻める形も作れたと思います。また児玉駿斗のポジションも修正することで相手の陣地により入れるような時間帯を作れました。ただビッグチャンスを作るまでには至らなかったですし、相手陣地でプレーしている時間帯に失点を喫したことが残念ながらゲームを決める要素の一つになりました」
–けが人が戻ってきました。
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