「ゼルビアTimes」郡司聡

2シーズンでの“ピークアウト”の兆候はあったのか? ポポヴィッチ体制の光と影【ポポヴィッチ監督編①/検証・シーズンレビュー2022⑥】

「3年以内でJ1を目指せるチーム作り」(唐井直GM)を旗印に掲げ、2020シーズンのランコ・ポポヴィッチ体制発足とともに策定した3カ年計画。今季は勝負の年となるラストイヤーだったが、J1昇格レースに本格参戦することなく、15位でシーズンを終えた。1年目の19位を経て、2年目に5位へとジャンプアップした町田の戦績が、なぜ今季はそこまで落ち込んだのか。多角的に分析したシーズンレビューの第6回は、ポポヴィッチ体制のチームスタイルを中心に検証する。

【シーズンレビュー今後の掲載予定】

・シーズンレビュー編(計4回予定)
・チーム編成編
・ポポヴィッチ監督編

※2〜3日間隔で掲載予定

2020年から始まったポポヴィッチ改革。そのプロセスとは

▼就任当初の違和感

3年の猶予期間が与えられたランコ・ポポヴィッチ体制が終焉し、あらためて振り返ると、コロナ禍による中断期に実行したインタビューでの一言が引っ掛かっていた理由も、今では合点がいく。

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