北関東ライター座談会「これを読めばJ3も怖くない! いや、やっぱりすごく怖い!」第2回テーマ「愛されるための経営とは?」(2015/12/25)
重要なのは基礎工事と設計図
鈴木康浩:サポーターカンファレンスで栃木の水沼社長は「できる限り強化費を維持します」と宣言したんですよ。クラブライセンス制度は3年赤字を出してはいけないけど、逆に言うと、2年連続は赤字になってもいいと捉えているんです。でも、そこでサポーターも反論するわけですよ。過去に赤字を続けて債務超過になって、市民に募金をお願いして存続に至ったわけですから。そんな簡単に赤字に出していいという発想になるのはおかしいんです。来年1年投資して勝負に出るのはいいと思うし、1年でJ2復帰を目指すのは当然のことだと思います。でも、失敗した時のリスクも考えないといけない。勝負事ですから、あり得るわけですよ。なので、サポーターが「失敗した時のことを考えているか?」と聞いたら、社長は何も明確な返事ができなかったんですよ。なぜなら、社長は1月いっぱいで辞めるから。
伊藤寿学:来季の責任はなくなるからね。
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