【レビュー】J2第34節徳島ヴォルティス戦「荒天の中で勝利を手繰り寄せた“判断力”と“持続力”」(2012/9/18)
荒れた天気の中で求められた判断力
強風と大雨。まったくサッカーにならないのではないか。天候を見る限り、そう思わないわけにはいかなかった。しかし、ウォーミングアップを眺めながら、柱谷哲二監督が考えていたことはそうではなかった。「これはボールを動かせる」。風雨は激しいものの、ピッチそのものは悪くなっていない。それどころか雨で濡れたことにより、よりボールが走るようになっている。これならば、水戸らしいポゼッションを主体としたサッカーができる。そう判断した柱谷監督は試合前に選手たちに「(ボールを)動かしていけ」という指示を送った。
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