HAMABLUE PRESS

福森晃斗「千葉戦で出た課題はみんなが分かっている。熊本戦は自分たちがしっかりボールを支配できるようにしたい」

 

■福森 晃斗

──今日、四方田監督がすごく楽しそうに練習場に入ってらっしゃったんですけど、ミーティングでは何か変わった様子はありましたか?

「いや、特に変わりなくいつも通りでした」

 

──そうですか。カメラを向けて待ってたら、悪戯っぽく笑いつつゴールポストに隠れたりしながらやって来たので、何かいいことがあったのかと。

「いいんじゃないですか。ヨモさん(四方田監督)らしいというか、お茶目なところもある方なので」

 

──札幌時代からそうでしたか?

「いや、あまり見たことないです(笑)」

 

──そうですか。福森選手も今日は居残りで自身がキーパーの練習をやったり、永井堅梧選手にシュートを打ったりしていましたが?

「あれはまあ、キーパー心理を知るためというわけでもなくて、まあただすることがなかったので(笑)」

 

──グッズ売店の店長の仕事も今日はなかったですしね。

「はい(笑)。まあすることがない中で、堅梧も自主練をやってましたし、そんなに左利きと対することも多くないと思うので、左利きの角度(を体感する)だったりで手伝ってあげられることがないかなという感じで」

 

──カートの運転はどうでしたか?

「免許は持ってますけど、免許があってもなくても敷地内は運転できるということだったので。まあ運転体験というか、歩くより楽に帰れました」

 

──クラブハウスまで戻って、結局ファンサービスに戻ってきたらそっちのほうが歩く距離が長そうですが……。

「まあ、ああやって僕らが乗ってきたらサポーターの皆さんも笑ってくれますし、負けたあとですけど笑顔になってもらえればという気持ちもありました。それを良くないと思う方もいるかもしれないですけど、皆さん笑顔になっていただけたので良かったかなと思います」

 

──良いと思います。ここまで、連勝しても2連勝止まりでなかなか勢いに乗れない感じがありますし。

「試合に出ている選手だけでなくて、横浜FCのチーム全体として何かまだ足りないものがあるんじゃないかなと思います。首位の清水は5連勝していますし、そこの差はあまり感じる部分ではないですけど、どこかしらそういうものが、見えないところでもそうですし、練習でも意識の違いがあるのかもしれない。どのチームもそうですけど、途中から出てくる選手、前回メンバー外だった選手が、もし今週メンバーに入って試合に出ることになっても、誰が出ても絶対にチームとして劣ることになってはいけないと思いますし、ふだんスタメンで出ている選手たちと変わらないパフォーマンスをしなければいけない。上を目指す意識を、チーム全体としてもっと持たなければいけない。そう感じる部分は正直ありますね」

 

──千葉戦をあらためて振り返ると、どういうところが上手くいかなかったと感じますか?

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