【新加入速報】高井和馬、レノファ山口から完全移籍! 気になるポジション、起用法は……?
12月7日午前10時、レノファ山口から高井和馬の完全移籍での加入が発表された。
高井は千葉県出身。得意なポジションはトップ下。左サイドハーフや、純粋な9番タイプではないがFWもこなす。中学時代は地元の市川カネヅカSCでプレーしており、福田健二テクニカルダイレクターの後輩にあたる。日体大3年時に関東大学サッカーリーグ2部から1部への昇格に貢献し、4年時にはその1部で13ゴールを挙げて得点王に輝いている。6日の加入が発表されたンドカ・ボニフェイスの1年先輩。山下諒也の2年先輩だ。
J1からの誘いもあった中で、2017年にJ2ザスパクサツ群馬でプロ入り。2歳上の江坂任(流経大)、1歳上の瀬川祐輔(明治大)がいずれもプロ1年目で群馬で活躍しJ1にステップアップしていったことを意識し、群馬では二人と同じ背番号26を背負った。その群馬では10ゴールを挙げたものの、チームはJ3に降格。高井にもJ1からは声がかからず、2018年は東京ヴェルディに加入した。
しかし東京Vでは途中出場3試合にとどまり、18年の夏の移籍ウインドウでレノファ山口に完全移籍。翌19年〜21年の3年間で25ゴールを挙げた。22年は水戸に完全移籍し背番号も11を与えられるが、主力にはなりきれず半年で山口に復帰していた。今回の横浜FC加入で、ようやく彼が望み続けたJ1の舞台にたどり着いたことになる。

ヴェルディ時代の練習試合。右ウイングの位置から仕掛ける高井

ゴールへ向かう意欲の強さが高井の魅力だ
筆者は2018年から2020年までサッカー専門紙『エルゴラッソ』でヴェルディを担当しており、2018年の前半の高井を見ている。写真も当時撮ったものだ(4年も前のもので恐縮ですが……)。
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