「自分のストロングポイントはリーダーシップ、失点を減らすこと。(マリノスについては)新潟で一緒にプレーしていた松田詠太郎や渡邊泰基からとても良い話を聞いている」(デン) [キニョーネス・デン加入会見全文]
マリノスに加入したDFジェイソン・キニョーネスとDFトーマス・デンが加入会見を行った。
最終ラインの2選手を獲得した狙いについて西野努スポーティングダイレクターは「マリノスのセンターバックはスピードが必要なので、それは最優先事項としてあった」と明かす。今後は3バックの中核を担う存在として期待がかかる。
ストロングポイントについてジェイソンが「自分の特徴としてはスピードがあること。あとは簡単に蹴り出さずにチームメイトにつなぐのが自分の特徴」と話せば、デンは「リーダーシップ、そして失点を減らすことに貢献するのが強み」と語った。
以下、会見コメントになる。
[コメント]
西野 努 スポーティングダイレクター
「(トーマス・デン選手の獲得に至った背景について)最初、日本に来てもらった時も知っているし、フォローをしてきた。新潟時代も守備だけでなくビルドアップでも貢献しているところがすごく成長したと思う。マリノスがやろうとしているサッカーにおいて、後ろにスペースがあるところを埋めるスピードがあって、ゲームを読む力がある。マリノスのサッカーを楽しんで、まだまだ成長してもらうことに期待している。
(ジェイソン・キニョーネス選手の獲得に至った背景について)昨年からずっとリサーチさせてもらって、しっかりと分析していた。代表や国外でのプレー経験はないものの、個人のチャレンジをしたいという言葉をもらったので合意して加入してもらった。守備力ももちろんだけど、攻撃参加の能力も高いし、得点を取ることもできるセンターバック。大声を張り上げて鼓舞するタイプではないけれど、守備陣の統率にも期待したい。
マンチェスターでリクルートチームと一緒に見ている中で候補に挙がってきた選手だった。スティーブとの契約が内定した時は、しっかりと映像を見てもらって何人か候補者がいる中でこの選手の優先順位が一番高いということで獲得活動に入った。これまでコロンビアリーグとクラブと交渉したことがなかったので過程でいろいろあったが、本人が強い意志を示してくれたことで合意に至った。マリノスのセンターバックはスピードが必要なので、それは最優先事項としてあった。トーマス・デン選手もジェイソン・キニョーネス選手もスピードがあって、チームとして安心してラインを上げられる。プラスして攻撃ではしっかりとビルドアップできること。攻撃的な縦パスを入れたり、ジェイソンは自分で持ち上がることもできる。そのあたりの攻撃力にもおおいに期待したいと思っている。
(編成は出揃った印象?)揃っていないとは言えない立場なので、揃っていると考えています。若い選手もいるし、去年から継続している選手もいる。今回、獲得した選手がスタメン出場することに期待しているけど、そのほかの選手が彼らを跳ねのけるくらいパフォーマンスを見せる競争も期待している」
DF 13 ジェイソン キニョーネス
「このクラブに来ることができてうれしく思う。そのために関わってくれた方々、そしてマリノスに感謝したい。自分としては、ピッチに立っている間は常に全力を尽くしてチームのためにやり切るという考えである。日本に関しては正直、知識はほとんどなかったけど、この数日間で見えてきた部分がある。約束をしっかりと守るとか、真面目なところがあるのは南米とは大きく違うところ。マリノスに関しては、サッカーが南米とは違うと思う。インテンシティの高いサッカーをやっていて、練習に参加して全員でやっているサッカーを上げていけると感じている。
(一番の武器は)自分の特徴としてはスピードがあること。
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