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U-20アジア杯で松木がサウジアラビア相手に2得点 「勝利に一番貢献できる選手でありたい」を有言実行

 U-20日本代表が9日、U-20アジア杯1次リーグのサウジアラビア戦に2-1で勝利を収めて3連勝で準々決勝進出を決めた。この試合で日本を勝利に導いたのは、キャプテンの松木玖生(FC東京)だった。右足で先制ゴールを挙げ、1-1に追いつかれた後半の勝負所では左CKを頭で合わせて2得点の大活躍。これで1次リーグは3連勝で首位通過し、8強でヨルダンと対戦する。

 

 さすがの勝負強さだった。前半15分にエリア内でボールを受けると、切り返しから右足を振ってゴールネットを揺らした。これがうれしい今大会初ゴールとなった。

 

 さらに、後半29分に同点に追いつかれた4分後だった。山根陸(横浜F・マリノス)の左CKをニアサイドで合わせ、再びリードを奪った。松木は常々、「チームの勝利に一番貢献できる選手でありたいし、チームをしっかりと勝たせられる選手になりたい」と口にする。まさにそれを有言実行するキャプテンの一撃で、1次リーグ最大のライバルを沈めた。

 

 12日のヨルダンとの準々決勝に勝てば、5月にインドネシアで開催されるU-20W杯本大会の出場権を獲得する。

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