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4カ月ぶりゴールの小柏剛、フィジカルの改善に手応え「広島戦は連続して動けたし、少しずつ自分の状態が上がってきていると実感出来ている」【2024 今週の小平】

 

撮影:後藤勝


 3-0と先行されながら5試合ぶりの得点で1点差にまで迫ったJ1第29節サンフレッチェ広島戦後半の戦いは、最終的に3-2のスコアで敗れたとはいえ、FC東京ファンの胸を打つものだった。特に後半34分、反撃の狼煙たる鮮やかなゴールを決めた小柏剛は、どん底にある青赤軍団にとって希望の光となった。自身としては4月21日の第9節FC町田ゼルビア戦以来、4カ月ぶりの得点。東京は4試合連続の無得点が終わっても未勝利は6試合連続でいまなおやまず、気を緩めていい状況ではないが、小柏を含むセカンドユニットが見せたあの時間帯のサッカーが心強い印象を残したことは確かだ。
 
◆復帰後初のガンバ戦は1プレー、2プレーでヘロヘロだったが……
 
 後半のオープンになった戦況。そこに、小柏剛や俵積田晃太など、俊敏で推進力がある攻撃陣が嵌まった広島戦だった。大枠の部分で守から攻への切り替えを強く意識し、フィニッシュに関わる部分で背後を衝く個人戦術を発揮すると得点を生むことが出来る。敏捷性はプレッシャーをかける守備でも活かされていた。先発メンバーの時間帯にそのまま再現出来るものではないのかもしれないが、一筋の光明のような終盤の30分間だった。あの時、小柏は次のように考えていたという。
 

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