森重真人、東慶悟、波多野豪……2020戴冠の味を知る者たちの力も加え、4シーズンぶりのルヴァンカップ制覇へ【2024 YLCプレーオフR.1stLeg vs.サンフレッチェ広島 Preview】
コロナ禍に見舞われた2020シーズン最後のJリーグ公式戦は、2021年1月4日に国立競技場で開催されたルヴァンカップ決勝戦、柏レイソル対FC東京だった。新型コロナウイルス感染予防対策のため、制限付き(入場可能数の「50%以下」または入場可能数が「20,000 人以上のスタジアムは30%程度からの段階的な緩和」)での開催。それでも“新国立”に24,219人が詰めかけ、東京の優勝に多くのファンが熱狂した。
◆試合数は多いほうがいい
あの日、国立にいた選手も少なくなった。ディエゴ オリヴェイラは直前のACLでの負傷が響き不在。先発メンバーでは波多野豪、中村帆高、森重真人、東慶悟が在籍するのみ。サブメンバーとしてベンチにいた選手もいま小平にいるのは児玉剛だけであり、品田愛斗が期限付き移籍でジェフユナイテッド千葉にいることを考えると、優勝の味を知りつつ今回のプレーオフステージサンフレッチェ広島戦に臨める選手は5人だけということになる。
優勝経験者としてそれを伝えていきたいというところはあるか──と水を向けると、森重は「やっぱり若手にそういう経験をもっともっと積んでほしいな、と。このチームにとってはすごくいい経験になる」と言い、頷いた。
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