東廉太、長期負傷離脱からの帰還を機に積極的なイメージチェンジ。「スピードをいまよりも速くする。先発復帰は今年中というマインドでやっています」【2024 練習試合vs.栃木シティ/Report-3】

撮影:後藤勝
8月18日におこなわれた栃木シティFCとの練習試合の2本目、飲水タイム後から東廉太が途中出場。15分間プレーし、ピッチの感触を確かめた。
育成型期限付き移籍でSC相模原に所属していた8月29日に負傷し、右膝内側側副靱帯損傷の診断で全治6週間。一度は復帰したが、左膝前十字靭帯断裂および、左膝後外側支持機構損傷で11月8日に手術をおこない、診断は全治10カ月。東はFC東京に復帰し、リハビリに専念することとなった。そこから約9カ月ぶりの実戦復帰。まだ完調というコンディションではないが、プレー出来る喜びがあふれた。
◆ここがスタートライン
「9か月ぶりの実戦だったので少し緊張していたんですけど、入ってみたらまずは眼が慣れてない、試合勘が慣れてないなというのが第一印象で。そこにまず驚いたというか、ポジショニングの部分だったり、ちょっとわからなかった部分がありました。体力面は大丈夫でした」
飲水タイム明け、キャプテンマークを巻いてピッチに出てきた東。そこへの違和感はなかったが、試合の感覚がまるでなくなっていることに、目を丸くした。
ただもちろん、現状を確認することが第一義。「一応実戦はしたので、スタートラインに立ったと思っています。ここからですね」と表情は明るく、現在地から当面のゴールたる公式戦出場までの道のりを明確に思い描けるようになったことが、なによりの収穫だった。
現在の状態について、東はこうも言っていた。
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