FC東京、ACL再開初戦は厳しい黒星発進【ACL/ドーハ戦記/グループF MD3 東京0-1上海 第1報/無料公開】

前半、ディエゴ オリヴェイラに決定機。©F.C.TOKYO
11月24日(現地時間同日13時=日本との時差はマイナス6時間)、FC東京はカタール・ドーハのエデュケーションシティスタジアムでACLグループF MD3(第3節)に臨み、上海申花(上海緑地申花足球倶楽部)と対戦。0-1で敗れ、厳しいスタートを切った。
これで東京は2月に消化していた2試合で挙げた勝点4のまま。一方、新型コロナウイルス禍のため再開以前に1試合も消化していなかった上海は第1節からこのカタールで試合をおこなっており、3連戦目のこの試合に勝って2勝1敗の勝点6。
◆PKで先制を許す

森重真人とのセンターバックコンビで先発出場を果たしたジョアン オマリ。©F.C.TOKYO
東京の先発はゴールキーパーが波多野豪、ディフェンスラインが右から中村帆高、森重真人、ジョアン オマリ、小川諒也。
中盤はアンカーを務める髙萩洋次郎の前に東慶悟と安部柊斗、2枚のインサイドハーフ。フォワードは中央に永井謙佑、右にディエゴ オリヴェイラ、左にレアンドロという布陣でキックオフを迎えた。
前半を0-0で折り返すと東京は後半、攻勢を強めるが13分にあったレアンドロのシュートも決まらず、スコアは0-0のまま。
すると残り時間が1/3を切った18分、東京は永井をアダイウトンに交代。上海もその4分後、一気に選手を3人替え、互いに最初の1点を狙う展開になる。
後半25分、中村帆が11番のYU HANCHAOに接触したプレーがPKの判定。これを27分、YU自身がゴール左隅に決め、上海が先制した。1点を失った東京は髙萩と渡辺剛、中村帆と中村拓海の交代でさらに攻勢を強める。アンカーの位置に入った森重を起点に相手ゴール前へと迫る回数が増えるものの得点はなく、試合は0-1のまま終了した。
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