前半30分間の急襲が勝利を決定づけた【J1第7節第2報】
室屋成によれば、J1第7節vs.鹿島アントラーズ戦のFC東京は「失点するまでは4点めをめざしていたが、失点してから切り換えた」のだという。
「相手も押し込んでくるし、うしろで構えることに意思を統一していた」
この試合でJ1通算50ゴールを達成した永井謙佑は「失点がアンラッキーだった。前線は押し上げたかった」と言っているが失点時間は後半10分、永井からジャエルへの交替は前半14分であり、大きな齟齬はない。よって、東京の華麗なる攻撃はほぼ前半に集中していた。
東京は前半5分から29分までの25分間で3得点を挙げた。タテにボールを動かしながら相手最終ラインのギャップを衝いてウラに抜け出る動きはすばやく、スムーズだった。
◆スムーズな速攻の理由
なぜ東京の選手たちはするすると持ち上がり鹿島最終ラインの背後を衝くことができたのか。
永井の言葉が示唆するのは、
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