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【有料記事/J3第30節第1報】生地慶充の超人的な活躍とタケシフトで問題を解決した最終節のFC東京U-23、インス2ゴールでセレッソ大阪U-23を下し10位フィニッシュ(2016/11/20)

ブンデスリーガ帰りの丸岡満と競り合う生地慶充。

ブンデスリーガ帰りの丸岡満と競り合う生地慶充。

この日もサボらずディフェンスに奔走、ボールを持っては転ばされた久保建英。

この日もサボらずディフェンスに奔走、ボールを持っては転ばされた久保建英。

待望の復帰戦。ひときわ大きな歓声が起こった阿部拓馬の登場。

待望の復帰戦。ひときわ大きな歓声が起こった阿部拓馬の登場。

11月20日、江東区夢の島競技場で開催されたJ3第30節に臨んだ11位のFC東京U-23はセレッソ大阪U-23を2-0で下し、勝点を36に伸ばして全日程を終えた。試合開始前まで12位のセレッソに勝ち、10位のSC相模原が引き分けに終わり勝点35に留まったため、相模原を抜いて10位に順位を上げた。U-23チームのうち最上位のガンバ大阪U-23は勝点38の9位。接近した成績で面目を保った。

2得点はいずれもユ インスによるもの。
後半4分、生地慶充を起点に野澤英之→林容平とボールが渡り、これを自ら運んだ林が左斜め前方のインスにパス。インスがこれを落ち着いて決めて1-0さらに終了間際の後半46分、相手ゴールキーパーのアン ジュンスがミスしたところをかっさらい、ダメ押し。インスは今シーズンJ3でふた桁の11得点をマークした。

昨日19日にFC東京U-18がJユースカップを制した勢い、今季最終戦ということもあって夢の島としては異例の観衆2,877人がつくり出すホームの雰囲気も手伝い、有終の美を飾った。

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この日のFC東京U-23はふたつの問題を抱えることになった。ひとつはサブメンバー。前日のJユースカップに出場したFC東京U-18の選手――高瀬和楠、岡庭愁人、坂口祥尉、生地慶充、久保建英――と、故障明けの阿部拓馬がベンチに入り、いずれも長い時間のプレーは難しい状況だった。
もうひとつは先発メンバー。やはり復帰後まだ日にちが浅くコンディションを上げてきている段階の佐々木渉と、前節で顔面を負傷した野澤英之が先発していて不安があった。
実際に試合が始まると、野澤はファーストハーフに何度かあった接触プレーで二回外に出て治療を施すこととなり、フルタイム出場は難しい状況になっていた。

FC東京U-18の佐藤一樹監督もまじえたコーチ陣が対策を検討したその結果はセカンドハーフにあきらかになった。後半キックオフから佐々木に替えて生地。後半18分に野澤に替えて久保。
試合後、FC東京U-23の中村忠監督は、

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