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【選手コメント&レビュー】2012 Jリーグヤマザキナビスコカップ 準決勝 第2戦 清水エスパルス対FC東京(2012/10/16)

清水エスパルス 対 FC東京(リーグカップ:2勝4分4敗)
[入場者数]12,155人 [天候]晴、弱風、気温22.6℃、湿度51% [ピッチ]全面良芝、乾燥 [試合時間]90分(延長 30分)
【マッチコミッショナー】福田寛【主審】扇谷健司
<AWAYゴール1>清水エスパルス3-0(1-0)FC東京<AWAYゴール0>
※二戦合計4-2で清水エスパルスが決勝進出

選手個々のコンディションは悪くなかった。清水エスパルスを研究し、対策を込めたトレーニングを実施、そのとおりのプレーができていた。ファーストハーフとセカンドハーフの序盤には主導権を握った。プレッシングに圧倒された前回の対戦を反省、出足の速いプレスで清水と互角に渡り合った。珍しく一週間メンバーを固定し、試合当日に先発メンバーを替えることも、この日にはなかった。
調子がよく、決定機をつくることができていて、相手の警戒すべきストロングポイントもわかっている。それでも負けてしまうのがいまのFC東京だ。だから論評に困ってしまう。

ランコ ポポヴィッチ監督は「きょうに関しては」と但し書きをつけて決定力の差を敗因に挙げた。守備の選手である塩田仁史と徳永悠平からは、失点の細部についての反省を聞くことができた。
しかしそれらがこのナビスコカップ準決勝第2戦の敗因、ここ最近の試合に共通する敗因かというと、そうとも言いきれない。
塩田は「自分たちは粘り強く戦ったが、清水も粘り強く戦った」と言い、石川直宏は「エスパルスのほうが、気持ちでもプレーでも優っていた」と言う。
サッカーは相対的な競技だ。いくら自分たちの調子がよかったにしても、相手が自分たちを上回っていたら勝つことはできない。認めるのはつらいだろうが、現状では清水エスパルスのほうが強かったということになる。

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