混沌J2の今後を展望するLIVE(J論)【4/10(木)21時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

石田凌太郎が葛藤の末に”栃木の7番”を背負った理由。【覚悟】(24.2.6)

 

▼シーズン報告会での出来事

沖縄キャンプも終盤に突入。練習から声を出し、力感の伴ったプレーで牽引する。石田凌太郎がその心に火を灯したようなプレーを連日続けている。

 

去年の夏に栃木にやってきたとき、まず成し遂げるべきは試合に出続けることだった。

名古屋では試合出場が叶わず、プロ4年目を迎えていた。焦りを覚え、栃木からのオファーに活路を見出そうとした。

栃木では当初、途中出場からチームにギアを入れ、その後はスタメンとして右翼を担った。文字どおり、試合に出続けることは叶った。

 

だが、シーズンが終わったときの石田の感覚は「試合に出ただけ」だった。得点はゼロ、アシストは1つ。32節水戸戦(△2-2)では、終了間際に強引な仕掛けからペナルティキックを獲得してみせたが、この手のプレーもそれほど数多く表現できなかった

試合には出たが、満足できなかった。モヤモヤが残った。

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