「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

チームトップの6ゴール。好調の大島康樹「練習中から得点が獲れているし、周りもしっかりと見てくれている感覚があります」【点取り屋の風格も】(23.10.27)

37節秋田戦(●1-2)の先制ゴールに続き、前節大分戦(△1-1)では試合終盤に千金同点弾を叩き込んだ。チームがなかなか勝点を積めないなか、大島康樹は直近3戦2ゴールと好調を維持。イスマイラらが警戒される中、ゴール前で隙を突くようなしたたかさからゴールを陥れている。自覚する感覚について直撃した。

 

▼あのシーンは要求通りのボールから

――前節大分戦(△1-1)の試合後にゴールシーンについてはすでに聞きましたので、高嶋選手からフィードを受けてPKを取りそこなったシーンを聞かせてください。

「(高嶋)修也も練習中からロングボールがうまくて、右足も左足も蹴れるので、修也には練習中から『遠くを見て』という話はしていたんです。先週の一週間でも修也と一緒に練習することが多くて、ずっとしゃべっていたことなんです。その成果もあって、かなりいいボールがきましたね」

――彼は右足も左足も蹴れる。

「それが修也の魅力だし、ヘディングも強いし、こういうと悪いですけど本番型だなと。天皇杯の試合も全部良かったですからね」

――本番に強い。

「本番に強いいい選手だなと思います」

――みんな言っているんですか?

「みんな言っていますね(笑)。もっと練習に集中しろ、と(笑)。あいつも色々と思うことがあってやっていると思いますが、大分戦はプレッシャーがかかる場面で出ながら、ひとプレーで魅せたし、すごいと思いますよ」

――あのPK奪取もどきのシーンを振り返るとどうでしょう。

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