「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

密かに好調な宮崎鴻「チームが良くなくても、個人で状況は打開できるし、そういう働きができる一人になりたいんです」【そして新バンダナの理由】(23.10.14)

チームは難しい状況にあるが、宮﨑鴻のプレーは変わらない。競り合いの勝率、収まる率、シュートまで到達する回数などは通常運転だ。前節山形戦では惜しいミドル、それから吉田朋恭のクロスに飛び込んだヘディングシュートなどは迫力があった。やり続けるだけ、という状態をキープできている。12日の練習後、現状の感触を聞いた。

 

▼前節山形戦は序盤にシュート2本

宮崎鴻は、結果こそ掴めていないが、個人として好調を維持している。

前節山形戦(●0-2)でも前半序盤、ロングボールの起点になり続け、迎えた15分頃にはチームとしてハイプレッシャーから奪い取ったボールを力強く叩き、強烈なミドルを打ち込んだ。

「チームと切り分けて話をしていいのならば、個人的にプレーは悪くなかったと思っています。ターゲットになることも、チャンスメイクもできていた。あのミドルのシーンも相手GKにうまく守られましたが、あそこまでの形は良かったと思います」

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