「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

時崎悠監督「もう一度、自分たちの強みを押し出すゲームにしていきたいし、それができれば、自ずと勝つ可能性は上がっていく」【J2第36節 ロアッソ熊本戦直前コメント】(23.9.23)

24日のJ2第36節ロアッソ熊本戦に向けて、時崎悠監督が取材に応じた。

 

■時崎悠監督

――前節千葉戦(●0-1)を冷静に振り返ったときの良い部分と課題はどうでしょうか?

「千葉戦についてはお互いに用意しているものがあり、良いところを消し合う戦いになったと思います。僕らは交代選手で流れを変えるというプランどおりの戦いでした。ここ最近の試合でずっとできているとおり、途中から出てきた選手たちが流れを引き寄せられたことはすごい良かったと思います。PKを外したあとも押し込む場面はありましたが、一方でピンチになったシーンもあり、セットプレーを与えたシーンもありました。最後のCKについていえば、これはどうにでも言えますが、相手の執念のほうがボール一個分、上回ったシーンが2回連続で続いて、それでゴールを決められてしまったと思います。これについてはもう戻れないし、そういうチームが上にいくんだな、と改めて感じる試合になったと思います。悪いところを掘り出してああだこうだ言わなくても選手たちはわかっています。今日(19日の練習前に)選手たちに伝えたのは『残りの7試合は、今試合に出ていない選手たちも含めて、競争して、いかにフレッシュに戦えるか。目の前の試合に向けて一戦必勝で戦おう。まず次の熊本戦を取れるか。その後のことは勝ったあとに話をしよう』ということ。負けたあとの次の熊本戦が本当に大事だと思っています」

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