「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

「前へ」アグレッシブな戦いで千葉を止めろ。初の3連勝を掴めるか。【J2第35節 ジェフユナイテッド千葉戦 プレビュー&コラム】(23.9.15)

前節はアウェイで首位町田と対峙して1対0。ついに喉から手が出るほど欲しかった連勝を手にした。34節終了時点で10勝12分12敗、勝点42、順位は12位。今節はホームに4連勝中、好調のジェフユナイテッド千葉を迎える。会場は栃木県グリーンスタジアム。キックオフは16日(土)19時を予定する。 

   

PICK UP 火付け役、斬り込み役。石田凌太郎がもたらすもの。

 

▼初の3連勝が懸かる一戦

前節はアウェイで首位町田を撃破し、初の連勝を掴み取った。チームが持つ流れも、雰囲気もいい。

これで勝点を「42」に積み上げ、順位は12位に浮上。

上をみると、J1昇格プレーオフ圏内の最少勝点が「51」(6位岡山、7位甲府、8位千葉が同勝点で並ぶ)。

「ここでもう一個勝てれば今度は上の景色が見えてくる。そこを目指してやっていきます」(平松)

選手たちの視線は上を向いている。

今節対峙する千葉は勝点「51」で8位につけるが、ここで千葉に勝てれば、その差は「6」に縮まる。異なるステージに一歩踏み出す、大きな一勝になる。

 

今節、ホームに迎える千葉は、時崎監督が「後半戦を戦ってきたなかでもっとも手ごわい相手」というチーム状況にあり、タフな戦いになるのは必至。栃木も直近532分、2連勝中と好調だが、千葉も4連勝中と勝癖が付いている状況だ。

 

千葉は前節ホームに”難敵”秋田を迎えて21で競り勝った。

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